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納入事例・コラム
真空炉の使い方 長尺品2mにも対応!!
弊社の真空炉は日本有数のサイズです。
炉を斜めに使うと何と2mまで入ります!
長尺品(2mまで対応)の真空熱処理について
「長い部品の熱処理をしたいが、対応できる設備が見つからない」
このようなご相談をいただくことが少なくありません。
弊社では、日本でも比較的大型の真空炉を保有しており、炉を斜めに使用することで最長約2mの長尺品の熱処理に対応しています。
大きな部品だけでなく、「長さ」がネックになっていた製品にも対応できるのが特徴です。
そもそも真空炉とは?
真空炉とは、炉内の空気を極力取り除いた状態で加熱処理を行う設備です。
通常の大気中での熱処理と比べ、以下のようなメリットがあります。
- ・表面が酸化しにくい(スケールが出にくい)
- ・脱炭が起きにくい
- ・表面の光沢を維持しやすい
- ・寸法精度が安定する
そのため、外観品質や精度が求められる部品、後工程で研磨や組付けを行う部品に多く使用されています。
長尺品の熱処理が難しい理由
実は、長い部品の熱処理は想像以上に難しいものです。
一般的な熱処理炉では、炉の有効高さ・幅に制限があるため、一定以上の長さになると「入らない」という問題がまず発生します。
仮に入ったとしても、次のようなトラブルが起きやすくなります。
- ・温度分布のムラによる硬度ばらつき
- ・自重による曲がりやたわみ
- ・部分的な焼け過ぎ・焼け不足
- ・搬送や治具固定の困難さ
そのため、長尺シャフトやガイド部品などは、そもそも対応可能な設備を探すこと自体が難しく、複数社に相談されたうえでお問い合わせをいただくケースもあります。
2m対応で解決できること
弊社の真空炉はサイズに余裕があり、炉を斜めに使用することで長尺品の配置が可能です。
これにより、これまで分割加工や外注の組み合わせで対応していた製品を一体のまま熱処理できる場合があります。
分割せずに処理できることで、
- ・接合部の強度低下を防げる
- ・精度ズレのリスクを減らせる
- ・後工程の調整作業が減る
といったメリットが生まれます。
対応可能な製品例
これまでにご相談いただいた例としては、次のようなものがあります。
- ・各種シャフト類
- ・ガイドレール・ガイドバー
- ・搬送装置のローラー部品
- ・産業機械の駆動部品
- ・試作機用の特注部品
量産品に限らず、試作や単品のご相談も可能です。
ご相談について
「図面はあるが熱処理条件が分からない」
「他社で長さの理由で断られた」
「1本だけ試したい」
このような段階でも問題ありません。
材質や用途をお聞きしたうえで、適した処理方法をご提案いたします。
長尺品の熱処理でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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