無酸化熱処理炉の一種です。光輝焼鈍炉はトンネル炉になります。
無酸化熱処理とは、酸素の無い状況で過熱、冷却を行いますので酸化皮膜が付きません。酸化皮膜とは、素材のクロム、鉄と酸素が化合して表面に（酸化皮膜）酸化スケールを形成するので黒く仕上がります。
弊社は、ステンレスの焼きなましを光輝焼鈍で加工していますので、熱処理前のステンレスの光沢を維持した状態で焼きなましが出熱処理について来ます。

光輝焼鈍に使用するガスはハロゲン系のガスを使用します。
ハロゲン系のガスは　Ｈ2（水素）　Ｈｅ（ヘリュウム）　Ｎ2（窒素）　Ａｒ（アルゴン）を使用します。
以前はアンモニア分解ガス（ＡＸガス　2ＮＨ3⇒Ｎ2＋3Ｈ2）を使用していましたが、メンテナンス、安全性、品質のことを考慮して水素ガスを雰囲気に使用しています。
水素ガスのメリットは熱伝導率の向上、還元性の向上です。
デメリットはコストが少し高くなったことですが、上記のメリットを考えると良い方向性になったと自負しています。

炉の構造上、急冷になります。
徐冷を求める方は真空炉をお勧めします。

W250mm × H114× L16000まで対応できます。

ステンレス鋼を主に処理していますので、通常は１０５０℃程度で行っています。
ワークによっては±20℃で対応しています。
炉の使用は１１００℃～６５０℃まで処理は出来ますが、１０００℃以下の処理は申し訳ございませんが週末に行っていますので納期は少しかかります。御了承ください。

無酸化熱処理炉の一種です。真空炉はバッチ炉になります。
無酸化熱処理とは、酸素の無い状況で過熱、冷却を行いますので酸化皮膜が付きません。
酸化皮膜とは、素材のクロム、鉄と酸素が化合して表面に（酸化皮膜）酸化スケールを 形成するので黒く仕上がります。
この真空炉では熱処理前、加熱中に真空に引きますので、炉内に酸素が無い状態で処理いたします。
酸化スケールが付かないのでステンレス等の光沢を維持したまま焼きなましが出来ます。
真空炉のメリットは、処理温度をプログラムコントロールしますので昇温時間、冷却時間（徐冷）に対応できます。

メーカ補償は、10×-5Ｔｏｒｒですのでほとんど着色しません。
チタン（Ｔｉ）、インコネル601等の酸素の反応しやすい材料を処理する場合は、メンテナンスをしっかりしてからの処理になりますので時間がかかります。

Max1350°C 低温では200°Cまで対応できます。

真空炉の有効寸法はW1300mm × H1300× L1600です。
重量は1000kgまで対応できます。

光輝焼鈍炉では主にステンレスの焼きなましを行っています。
ステンレス鋼の中でも一番取り扱いが多い鋼種は、オーステナイト系ステンレスです。

代表的なオーステナイト系ステンレスは、ＳＵＳ３０４、ＳＵＳ３１６Ｌ、ＳＵＳ301Ｓ、ＳＵＳ３２１ですが、ＳＵＳ３２１については焼きなまし後、安定化処理を行うのでこの材料の安定化処理は真空炉で行います。

オーステナイト系ステンレス以外では温度をコントロールする必要がありますが、フェライト系ステンレス　ＳＵＳ４３０、ニッケル系特殊鋼ではインコネル６００、６０１、６２５の実績もあります。また、モネル銅の熱処理も行っています。

真空炉では自由に温度コントロールが出来るので、焼き入れ、ロー付等にも対応します。弊社の真空炉は近隣では大きい部類になるので炉の現地貸し出しも行っています。

この質問でのことは設備が無いので弊社では申しわけございませんが対応しかねます。
しかし、弊社が所属させていただいている日本金属熱処理工業協同組合、西部金属熱処理工業組合、泉州金属熱処理工業協同組合の会員様と仲良くお付き合いさせていただいているのでどんなことでもご相談ください。

はい、可能です。全国対応させて頂いております。

２tトラック１台を自社所有しています。また外注で４tトラックが１台ございます。
自社便での納品可能エリアは、東は滋賀県栗東市、西は神戸市西区、北は京都市内、南は和歌山県白浜市になります。
それ以上の距離は宅急便もしくはチャーター便にて対応します。
尚、運賃は別途請求になりますのでご容赦ください。